フランス観光開発機構、パリ・イル=ド=フランス地域圏代表団による記者発表会を開催

フランス観光開発機構は5月16日、パリ・イル=ド=フランス地域圏代表団による記者発表会を開催した。

アレクサンドラ・デュブランシュ会長から挨拶があり、今回の視察は大阪、京都、東京の順に訪れ、大阪・関西万博、ツアーオペレーターとのミーティング、大学との協力関係構築など行われた。また、今後の提携企業拡大に向けて関西企業も訪問した。

観光面について、クリストフ・デクルー氏副局長ら概況の説明があった。2024年のパリ地方への旅行者数は4,870万人に上り、そのうち海外からの旅行者数は2,260万人となり、2019年と同等の実績となった。

2024年には、日本人旅行者約40万人が訪れ、消費額は3億3,600万ユーロだった。ともに2019年比で7割ほどの回復をみせている。火災に見舞われたノートルダム大聖堂は、日本からの多くの寄付もあり、5年を要した修復工事の後に公開を再開しており、毎日3万人の観光客が訪れているという。