農林水産省、沖縄本島からの植物の持ち出し制限を実施中 ゴーヤー・バッションフルーツ・パパイヤなど

農林水産省

農林水産省は、セグロウリミバエの緊急防除を4月14日から12月31日まで実施している。

ウリ科植物などに寄生し、腐敗・落果するなど農業生産に甚大な被害を与えるおそれのあるセグロウリミバエの誘殺が、3月に沖縄本島北部で確認されたことによるもの。沖縄本島外へのまん延を防ぐため、一部植物に対して沖縄本島からの持ち出しを制限している。

対象植物は、ウリ科植物(キュウリ、ニガウリ(ゴーヤー)、ヘチマ、モーウイ、スイカなど)、ピーマン、トウガラシ、トマト、サヤインゲン、ペピーノなどの野菜と、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、パパイヤ、スモモ、グァバ(バンジロウ)、フトモモ、サポジラ、ノニなどの果実。

オクラ、レタス、ナス、 マンゴー、バナナ、パインアップルなどは対象外となる。また、外箱に「移動制限植物検査 合格証」が貼られているものは持ち出すことができる。

なお、サツマイモ、アサガオ、柑橘類(種子・果実を除く)などの植物は、従来から沖縄県外への持ち出しが制限されている。