オリオンビール、オリオンホテル那覇を売却

2025年6月3日

編集部

オリオンビールは、ケン・コーポレーションにオリオンホテル那覇を売却する。

オリオンホテル那覇は、ホテルロイヤルオリオンとして1975年に開業。建物は地上9階・地下2階建て、客室数は209室。国際通りに面し、レストランや宴会場を擁するシティホテルとして親しまれてきた。2018年7月に全客室をリニューアルしているほか、、2023年11月のリブランドにあたり改修工事を行っていた。

9月30日まではリースバックにより、運営を継続する。10月1日からはケン・コーポレーショングループによる運営を行う計画で、従業員の雇用も確保する。

譲渡資金をホテルや名護工場の設備拡充に投じるほか、経営資源をグループで出資するテーマパーク「ジャングリア沖縄」に振り向ける。グループの観光・ホテル事業は、オリオンホテルモトブリゾート＆スパのみの運営となる。

ケン・コーポレーションは、国内で26軒と海外で9軒のホテルを運営している。沖縄県ではハイアットリージェンシー那覇沖縄、リーガロイヤルグラン沖縄、琉球ホテル＆リゾート名城ビーチ、オクマプライベートビーチ&リゾートを所有・運営している。