東京メトロら合弁会社、ロンドン・エリザベス線の運営開始

エリザベス線

GTSレール・オペレーションズは、ロンドンのエリザベス線の運営を、5月25日から開始した。

東京メトロと住友商事、The Go-Ahead Groupによる合弁会社で、ロンドン交通局(TfL)から運営を受託した。契約期間は7年、オプションとして最長約2.5年の最長約9.5年。これまでは、香港鉄路の現地法人であるMTRコーポレーション(UK)が運営を担っていた。

東京メトロは海外鉄道路線の運営事業に初参画となり、住友商事も初のイギリスでの鉄道運営事業への参画となる。東京メトロは取締役1名と社員2名を駐在として派遣したほか、イギリスと日本間の連携確保のため、委員会を設置した。

エリザベス線は2022年5月に開業し、ロンドン・ヒースロー空港やレディング、シェンフィールド、アビーウッドなど41駅を結ぶ、全長117キロの路線。ピーク時には1時間あたり最大24本を運行している。