ルフトハンザ・ドイツ航空、「アレグリス」搭載機材を東京/羽田〜ミュンヘン線に投入 10月26日から

ルフトハンザ・ドイツ航空は、新客室仕様「アレグリス」を搭載した機体を東京/羽田〜ミュンヘン線に投入する。

10月26日から1日1往復を運航する。ファーストクラス4席、ビジネスクラス38席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス201席の計267席を配置した、エアバスA350-900型機を使用する。

「ファーストクラス・スイート・プラス」は、幅約1メートルで、利用者の好みに合わせた温冷機能を搭載。スマートフォンを機内エンターテインメントシステムに接続できる。壁やドアは天井まであり、完全な個室になる。

ビジネスクラスは、5つの座席タイプを設け、最前列のドア付き客室「スイート」は、高い仕切りとスライドドアでプライバシーが守られている。中央は隣接する2席の仕切りを上下することで、2人での利用にも対応する。モニターは4K対応で27インチの大画面としている。

最前列以外の座席にはドアは設置されていないものの、スタッガード配列で個室感が感じられる作り。中央列の「エクストラスペースシート」は、左右のデスクに物が置けるなど、ビジネス利用にも適している。「エクストラロングベッド」は全長2.2メートルのロングベッド、「プライバシーシート」は窓側でよりプライバシーが守られる。「クラシックシート」は通路に面している。

冬スケジュールには、新仕様のエアバスA350-900型機を10機運航する計画。年内にフランクフルト拠点のボーイング787-9型機にも拡大するほか、既存機のボーイング747-8型機の回収も予定している。