西鉄電車・バス、タッチ決済をサービスを拡大へ　鉄道では本格導入、バスの実証実験も1年延長

2025年4月1日

Yoshitaka Minami

西日本鉄道は、西鉄電車・バスにおけるタッチ決済サービスを拡大した。

西鉄電車では、3月31日で実証実験を終了し、4月1日からは本格導入する。2022年7月から一部の駅で実証実験を開始し、2024年11月に天神大牟田線・貝塚線全駅への導入が完了していた。2月時点で1日あたり3,300件、2024年11月比で1.5倍となっており、今後も利用増加を見込んでいる。

西鉄バスでは、実証実験期間を2026年3月31日まで延長する。2023年7月以降、順次対象路線を拡大し、現在では福岡・北九州エリアの5路線で実証実験を行っている。2024年12月からは、博多駅～福岡空港国際線とFukuoka BRTにおいて完全キャッシュレスバスの実証実験を開始しており、タッチ決済の利用率も実験前の4％から同年12月には5％へ増加するなど、順調に拡大している。今後も他路線への導入拡大を計画している。

西日本鉄道