JALのA350-1000、2号機「JA02WJ」にも赤いロゴ 3号機は未定

日本航空(JAL)が運航するエアバスA350-1000型機の2号機(機体記号:JA02WJ)の機体後部に、「AIRBUS A350-1000」の文字が描かれた。

2号機はエアバスが工場を置くフランス・トゥールーズで現地時間1月10日にJALに引き渡された。日本へのフェリーフライトは同13日午後2時3分にトゥールーズを出発し、羽田空港には翌14日午前11時8分に到着。26日の東京/羽田発ニューヨーク行きJL6便で運航を開始した。

日本航空 JAL/JL A350-1000 JA02WJ

▲就航当初は通常塗装だった2号機(2024年1月26日)

4月10日ニューヨーク発(翌11日東京/羽田着)のJL5便までは通常の真っ白な塗装で運航されていたが、11日から15日にかけて、羽田空港の格納庫でデカールの貼り付け作業が行われた。デザインは初号機(機体記号:JA01WJ)に施されているものと同じで、「AIRBUS」は黒文字で、「A350-1000」は赤文字で描かれている。デカール貼り付け後の初便は17日の東京/羽田発ニューヨーク行きJL6便となる見通し。

JALは現行の国際線主力機であるボーイング777-300ERの後継機として、A350-1000型機を13機発注。現在までに3機を受領済みで、初号機は1月24日、3号機(機体記号:JA03WJ)は3月31日に運航を開始した。現在は東京/羽田〜ニューヨーク線のJL6/5便に投入されており、4月17日からは東京/羽田〜ダラス/フォートワース線のJL12/11便にも投入される。今年度中に8機体制となり、東京/羽田〜ニューヨーク線のJL4/3便、東京/羽田〜ロンドン/ヒースロー線のJL43/44便もA350-1000型機での運航となる予定。

JALによると、3号機にも同様のデカールを貼り付けるかは未定だという。