名古屋駅の隠れ名物「シャチボン」、販売休止 「大きな旅立ちを決意した」

シャチボン

名古屋駅名物のヒヨコ型プリン「ぴよりん」の“先輩”として、隠れた人気を集めていたシャチホコ型のシュークリーム「シャチボン」が、4月10日で販売を終了した。

イチゴの舌に、生クリームとチョコレートの目玉。職人が一つひとつ手作業で仕上げるため、同じ表情は二つとない。そんなシャチボンは、かつて名古屋駅にあった喫茶店「ボン・ヴォヤージュ」で2000年に販売が始まった。シャチボンの名前は、シャチホコと同店の店名を合わせたものだ。当初の販売個数は1日6個だったが、そのシュールな見た目からたちまち人気を集めるようになった。

2004年に同店が閉店してからは別のカフェなどで販売が続けられていたが、2011年2月28日に“休養”と称して販売を休止。その後、販売再開を望む声が多く寄せられたことから、2022年6月8日に約11年ぶりの復活を果たし、名古屋駅構内のカフェ&ベーカリー「カフェデンマルク」で取り扱われるようになった。

ところが、復活からわずか2年足らずの今年4月2日、シャチボンはX(旧Twitter)の公式アカウントで、“旅立ち”を宣言。「自分を見つめ直すために大きな旅立ちを決意しました」として、4月10日をもって再び販売休止となることが伝えられた。

シャチボンを製造・販売するジェイアール東海フードサービスによると、味の改良などを行うためで、準備が整い次第、販売を再開する予定だという。同社は 「具体的な時期は現時点では未定ですが、必ず戻ってきます」としている。

シャチボンはXで「アイルビーバーック!」と力強いコメントを残している。