東海道新幹線、GW期間に「お子さま連れ車両」設定 周囲に気兼ねなく長距離移動可能

N700S

JR東海は4月26日から5月6日までのゴールデンウィーク期間中、東海道新幹線に「お子さま連れ車両」を設定する。

対象列車のうち、多目的室や多目的トイレに近い12号車が親子連れ向けの席として設定され、周囲に気兼ねなく新幹線を利用できる。対象は下り「のぞみ343・363・365号」、上り「のぞみ356・390・396号」で、列車によって設定日が異なる。

2023年度まではジェイアール東海ツアーズの旅行商品として「お子さま連れ専用車両」という名称で発売されていたが、2024年度からは通常のきっぷと同様に、ネット予約の「EXサービス」や駅窓口などで予約が可能となる。発売開始は乗車1か月前の午前10時。価格は通常の普通車指定席と同じで、保護者と同じ席を利用する6歳未満の子どもは無料。6歳未満でも、単独で席を利用する場合は「こども」価格のきっぷが必要となる。

なお、ゴールデンウィーク期間中の「のぞみ」号は、全列車が全席指定席となり、自由席が設定されない。