カタール航空、羽田〜ドーハ線運休 JALの同路線開設で

カタール航空は、東京/羽田〜ドーハ線を4月1日をもって運休した。日本航空(JAL)が3月31日に同路線を開設したことに伴うもの。

カタール航空の東京/羽田〜ドーハ線は2014年6月に開設。コロナ禍の運休を経て、2023年6月に運航を再開したばかりだった。1日1往復の運航で、ドーハ発のQR812便は午前6時45分に出発し、東京/羽田には午後10時30分に到着。東京/羽田発のQR813便は午後11時55分に出発し、ドーハには翌午前6時50分に到着するスケジュールだった。機材はエアバスA350-900型機またはエアバスA350-1000型機で、一部の機材では扉付き個室タイプのビジネスクラス「Qsuite」を設置していた。

最終便のみ、QR812便はドーハ午前7時15分発、東京/羽田午後11時30分着、QR813便は東京/羽田午前1時発、ドーハ午前6時30分着のスケジュールとなり、ドーハ発は3月31日、東京/羽田発は4月1日が最終運航となった。

ドーハ発の最終便となる3月31日発のQR812便(エアバスA350-900型機、機体記号:A7-AMH)は、午後10時49分に東京/羽田の114番スポットに到着。折り返しで東京/羽田発の最終便となる4月1日発のQR813便は、午前0時53分に出発した。

東京/羽田〜ドーハ線の運休より、カタール航空の日本路線は東京/成田〜ドーハ線と、3月1日に運航を再開した大阪/関西〜ドーハ線の2路線となる。JALの東京/羽田〜ドーハ線と共同運航(コードシェア)を行い、ネットワークを維持する。

なお、JALの東京/羽田〜ドーハ線は、ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス116席の計203席仕様のボーイング787-9型機を使用して、1日1往復運航する。日本の航空会社による中東への直行便就航は初めてとなる。

■ダイヤ
QR813 東京/羽田(23:55)〜ドーハ(06:50+1)
QR812 ドーハ(06:45)〜東京/羽田(22:30)

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