JAL、国際線ビジネスクラスの「エクスプレスミール」第2弾の「よろにく和牛すき焼き御膳」を食べてみた【レポート】

日本航空(JAL)が、国際線ビジネスクラスで提供している「EXPRESS MEAL(エクスプレスミール)」サービス。

事前予約専用で提供するワンプレートの機内食で、東京/羽田・東京/成田発の欧米やアジア中距離路線を対象として、2022年10月にサービスを開始した。

第1弾は東京・東麻布の老舗「五代目 野田岩」の国産養殖うなぎの蒲焼をメインにした「うなぎ御膳」、第2弾として2023年11月から提供を開始したのが、「よろにく」がプロデュースした「よろにく和牛すき焼き御膳」だ。

予約方法は簡単で、JALのウェブサイトの予約詳細画面の「サービス申し込み(座席・機内食)」ボタンから、出発25時間前まで申し込みができる。エクスプレスミール以外にも、和食と洋食の通常のコースメニューも事前予約をしておくことで、希望の食事を用意してもらえる。

メインのすき焼き御膳のほか、香の物、味噌汁、フルーツとともにワンプレートで提供された。お店と同じ最高品質の和牛を使い、山椒がほんのり香るタレで仕上げたといい、食事の”時短”ができつつ、ビジネスクラスの機内食に期待する豪華さを残している。JALとしては、利用者の希望を満たしながらも、食品廃棄量を削減できる。ちなみに機内食が不要という人は、「JAL Meal Skip Option」で意思表示ができる。なお、団体予約や他社便名での予約、キャンセル待ちの便などの一部は対象外となる。機内での申し込みはできない。

一般的なコースの場合、前菜、メイン、デザートという流れで、少なくとも2時間程度を要する。一方で、エクスプレスミールでは半分程度の時間で食事を済ませることができ、睡眠や仕事に存分に時間を充てることができるのが利点だ。

もちろんのこと、通常メニューと2つ食べることはできないが、最初の食事以降に提供している軽食から追加することもできる。筆者が乗ったニューヨーク行きでは、アラカルトメニューとして、サラダやスープ、サンドウィッチ、唐揚げご飯、和牛カレー、中華そば、アイスクリームなどを用意していた。

次の旅行ではぜひ、エクスプレスミールを選んでみてはいかがだろうか。(取材協力:JAL)