タイ民間航空局、AirJapanに対し欠航理由の説明求める

タイ民間航空局(CAAT)は、ANAホールディングス傘下の中距離国際線の新ブランド「AirJapan(エアージャパン)」に対し、2月22日のバンコク/スワンナプーム発東京/成田行きNQ2便の欠航理由について、説明を求めたことを明らかにした。

欠航の理由は機体の故障であり、日本からスペアパーツの輸送を待つ必要があったと説明した。同日にスペアパーツが到着したことからメンテナンスが行われている。

エアージャパンによると出発前、機体のメインランディングギアに不具合が発生した。このため、きょう2月22日に運航予定の4便全便を欠航した。東京/成田〜ソウル/仁川線の開設も、2月24日に延期した

CAATは、エアージャパンに対して乗客の補償に適切な措置を講じるほか、欠航に備えた緊急計画を準備するよう求めた。影響を受けた乗客のうち、賠償請求を求める場合には消費者保護委員会(OCPB)へ相談できるとしている。