ロンドン・エリザベス線、新運行事業者の入札に東京メトロの合弁企業など4者

エリザベス線

ロンドン交通局(TfL)は、MTRエリザベス線の運行事業者の最終候補者4社を発表した。

最終候補者には、アリーバ・UK・トレインズ、ファースト・グループとケオリスの合弁会社であるファースト・ケオリス・エリザベスライン、ゴー・アヘッド・ホールディングスと住友商事、東京地下鉄(東京メトロ)の合弁会社であるGTSレール・オペレーションズ、香港鉄路の現地法人であるMTRコーポレーション(UK)。

今後4者に対して入札書類を配布し、7月にも提出の締め切りを設定する。契約期間は7年間で、最大2年間の延長オプションも設けられる。新たに選ばれた事業者は2025年5月から運行を担う。

エリザベス線は2022年5月に開業し、ロンドン・ヒースロー空港やレディング、シェンフィールド、アビーウッドを結んでいる。ロンドン中心部をピーク時には1時間あたり最大24本を運行している。現在の運行事業者はMTRコーポレーション(UK)。