カタール航空、ミシュラン2つ星「NARISAWA」とコラボ機内食 やま幸まぐろのちらし寿司や和牛サーロインなど提供

カタール航空は、東京/羽田・東京/成田〜ドーハ線で、ミシュラン2つ星の「NARISAWA」とコラボレーションした機内食の提供を、3月1日から開始する。

成澤由浩シェフが考案したメニューで、前菜の「祇園祭」、スープの「手毬」、メインディッシュの「伊勢海老、バニラ、トマト」、デザートの「メロンクリームソーダ」といった、レストランで提供している内容を機内でも忠実に再現。前菜のちらし寿司「やま幸 まぐろ」、メインディッシュの「和牛サーロイン」などは、機内食として新たに考案した。東京/羽田・東京/成田〜ドーハ線で提供する。

ちらし寿司の「やま幸 まぐろ」は、豊洲市場の仲卸「やま幸」のまぐろを濃い目の漬けにして贅沢に使用。シャリに甘じょっぱい干し椎茸や新生姜のガリを混ぜ込むことでパサツキを防いだほか、甘みが強い厚焼き卵や一工夫したウニで色鮮やかな一品。

メインディッシュの「和牛サーロイン」は、紫芋と安納芋、シナモンやバニラの香り付けをしたビーツやかぼちゃと、食感を残すために蕎麦の実を使ったを添えている。醤油と出汁のソースをかけて仕上げる。

カタール航空のチャン・チェオン・ユー北アジア営業統括本部長は、「日本のお客様に最高峰クラスの機内食体験を提供することで、日本市場へのコミットメントを示すもの」と述べた。シャシャンク・バードワジ ケータリング担当副社長も、「この数ヶ月間にわたり、当社のケータリングチームは、シェフをはじめとする「NARISAWA」のチームと密接に連携を取り、彼ら独自の「イノベーティブ里山キュイジーヌ」の哲学を反映する特別メニューの考案に取り組んだ」と自信を示した。

カタール航空は、スカイトラックスの「ワールド・エアライン・アワード」でこれまでに10回、「ワールド・ベスト・ビジネスクラス」を受賞している。日本路線では、ビジネスクラスに個室タイプ「Qsuite(Qスイート)」を設置した機材も使用している。2023年には「世界最優秀ビジネスクラス・ラウンジ」、「世界最優秀ビジネスクラス・ラウンジ・ダイニング」なども受賞している。

「Qsuite」では、隣接する2席もしくは4席をカスタマイズして個室にできるほか、ディプティックのアメニティキットやザ・ホワイト・カンパニーのパジャマを提供している。機内食はアラカルト形式で、好きな時間に好きな料理を注文できる。

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