国土交通省、羽田空港事故を受けて緊急対策

国土交通省・観光庁

国土交通省は、1月2日に羽田空港のC滑走路で発生した、JAL機と海上保安庁機の衝突事故を受け、緊急対策をとりまとめた。

緊急対策パッケージの柱は、(1)管制機関及び航空事業者等への基本動作の徹底指示、(2)管制官による監視体制の強化、(3)パイロットによる外部監視の徹底、視覚支援、(4)滑走路進入に関するルールの徹底、(5)関係者間のコミュニケーションの強化。

管制機関や航空事業者などへ基本動作の徹底を指示したほか、滑走路への誤進入を常時レーダー監視する人員を配置する。滑走路進入手前の停止位置標識の高輝度塗色、管制用語のパイロットへの周知徹底、管制指示の明確化などを行う。管制官とパイロットの交信に関する緊急会議も開催する。