メキシコの空港で自動化ゲート利用、陸路移動中に拘束事案

メキシコ観光省

在メキシコ日本国大使館は、メキシコの一部空港で使用されている入国審査自動化ゲートを利用して入国後、陸路で移動中にパスポート検査を受けた際に、滞在資格が確認できないとして身柄を拘束される事例が複数報告されているとして注意を求めている。

特にメキシコ南部を長距離バス等で陸路移動中、移民局の担当官がパスポート検査を行うために乗り込んでくることがあるといい、滞在資格がすぐに確認できない場合には降車が求められ、最寄りの移民局施設で身柄を拘束されるという。

自動化ゲートを利用して入国した場合、パスポート上に入国スタンプは押印されず、入国日時、便名、滞在期間満了日等が記載された紙のレシートが発行される。このレシートは出国まで保管しておく必要があるものの、別途、入国後速やかに、このレシートに記載されたForma Migratoria Multiple Digital(FMMD)をダウンロードの上、印刷して保管し、移民局や警察から提示を求められた際には、速やかに提示するよう促している。なお、日本語環境からはアクセスができず、スペイン語に言語設定を変更の上でアクセスする必要がある。