ハワイアン航空、札幌/千歳〜ホノルル線を無期限運休

ハワイアン航空

ハワイアン航空は、札幌/千歳〜ホノルル線の無期限運休を決めた。

ハワイアン航空は、札幌/千歳〜ホノルル線を2012年10月に開設。日本航空(JAL)の撤退以来、約9年ぶりの定期便として就航した。2013年6月から2015年9月までの間は、ホノルル発を仙台経由とする三角運航としていた。新型コロナウイルスの影響で、2020年4月から運休している。

ハワイアン航空の日本路線の供給量は、2023年第3四半期末時点で2019年比約56%で、第4四半期末には同約70%に達する見通し。羽田路線の予約状況は堅調だといい、日本発の旅行需要の増加に合わせて供給量を増やしたい考え。

10月の電話会議で、ピーター・イングラム社長は、日本での大手旅行会社のビジネスが回復していないことから、ウェブサイトでの直接販売やオンライン旅行会社との提携を進めているとして、「実店舗を構える旅行会社は依然として重要な役割を果たし、今後も私たちにとって重要なパートナーであり続けるだろうが、その重要性は以前ほどではない。市場はブロック(一定座席の旅行会社への割当)から離れつつあり、おそらく今後もブロックに戻ることはないと考えている。それはおそらく我々にとって良いことだと思う」とコメントした。

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