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オランダ司法・安全省テロ対策調整官組織(NCTV)は、オランダのテロ脅威度を上から2番目の「substantial」に引き上げた。
オランダにおけるテロ攻撃の現実的な可能性があり、現実に発生すると判断する相当程度の脅威があることを示すもの。イスラエルとパレスチナ自治区での衝突、オランダを含む近隣諸国でのテロ攻撃、コーラン毀損などが発生していることから、テロ組織による攻撃の脅威が増大していると評価している。
オランダでは、2019年3月のユトレヒト市内のトラム車内での銃撃事件以降、テロは発生していない。一方で、テロを計画した人が逮捕されるなどの事案も発生している。
在オランダ日本国大使館では、報道などにより最新の関連情報の入手に努め、人が多く集まる場所や宗教関連施設、政府関連施設などは、標的となりやすいことを十分認識し、これらの場所を訪れる最には周囲の状況に注意を払うなど、安全確保に十分注意するよう求めている。