JALのエアバスA350-1000型機初号機、羽田空港に到着

日本航空(JAL)が国際線の新機材として導入するエアバスA350-1000型機の初号機(機体記号:JA01WJ)が、12月15日午前10時26分ごろに羽田空港に到着した。

フランス・トゥールーズで受領後、現地時間12月14日午後1時13分に出発、同46分に離陸。イタリア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、ブルガリア、トルコ、ジョージア、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、中国、韓国を上空を通過し、日本に到着した。

客室はファーストクラスが6席、ビジネスクラス54席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス155席の計239席仕様。777-300ER型機と比べ、ビジネスクラスが5席、エコノミークラスが8席多くなる一方、ファーストクラスが2席、プレミアムエコノミークラスが16席少なくなる。プライバシー性を重視し、ファーストクラスとビジネスクラスはJALとして初めて扉付きの個室タイプとなっている。

2004年7月に導入された現行のボーイング777-300ERに代わる、約20年ぶりの新たな国際線フラッグシップとして2024年1月24日から運航を開始する。