JAL、エアバスA350−1000型機を2024年1月24日就航 羽田〜NY線

日本航空(JAL)は、エアバスA350-1000型機の運航を、東京/羽田〜ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ線で2024年1月24日から開始する。

当初は11月下旬に運航開始を予定していたものの受領が遅れ、2度に渡り就航予定を延期していた。初号機は隔日運航となり、2号機は年度内に導入した上で、毎日運航とする。3号機の受領後には東京/羽田〜ダラス/フォートワース線に投入する。

機内はファーストクラスが6席、ビジネスクラス54席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス155席の計239席仕様となっている。ファーストクラスは「1-1-1」配列、ビジネスクラスは「1-2-1」配列でいずれも扉付きの座席となる。世界初となるヘッドフォン不要のヘッドレスト内蔵スピーカーを導入した。プレミアムエコノミークラスは「2-4-2」配列で、クラスとして世界初の電動リクライニングを搭載。エコノミークラスは「3-3-3」配列となる。全クラスに4Kモニターを設置し、Bluetoothでワイヤレスイヤホンと接続し、機内エンターテインメントを楽しめる。

エアバスA350-1000型機は、エアバスA350型機として最長胴の機体。標準的な3クラス構成では350〜410席を配置できる。炭素繊維などの最先端素材を使用することで軽量化したほか、燃料消費量は競合機より25%少ないという。