在中国日本大使館、中国での呼吸器疾患多発で注意喚起

在中華人民共和国日本国大使館は、中国で呼吸器疾患が多発していることから、在留邦人に対して注意を呼びかけている。

国家衛生健康委員会によると、呼吸器疾患は既知の病原体によるもので、インフルエンザウイルスを中心とするが、主流病原体は年齢層によって異なるという。各年齢層でインフルエンザウイルスが蔓延しているものの、1〜4歳は鼻ウイルス、5〜14歳はマイコプラズマとアデノウイルス、15〜59歳は鼻ウイルスと新型コロナウイルス、60歳以上はヒトメタニューモウイルス、普通コロナウイルスの感染が多いとしている。

北京市の疾病予防コントロールセンターによると、北京市内の「法定伝染病」の患者報告数は、11月6日〜12日は14,744例、11月13日〜29日は37,293例、11月20日〜26日は72,475例となっている。