ブッキング・ドットコム、声明文書き換え 補償対象の記載削除

ブッキング・ドットコムは、支払い遅延の影響を受けた宿泊施設に対して賠償金を支払うという趣旨の声明文を更新した。

11月8日付けの声明文には、「21日以上の遅延が発生したパートナー様には今回限りのお支払いを行います」と記載されていたものの、9日に更新された声明文は11月7日付けに変更された上で、「遅延が発生したパートナー様には補償を行うことを決定いたしました」に文言が変更された。補償対象を拡大もしくは縮小するという意図であるかはわかっていない。

本誌は11月8日に、ブッキング・ドットコムの広報窓口である共同PR社に当初の声明文に関する問い合わせを行っているものの、現在のところ返答を受け取っていない。

ブッキング・ドットコムでは、「私たちは、パートナー様からのご指摘やフィードバックを重要視し、今後、より高い水準のサービスを提供できるよう、積極的に改善策を講じ、努力を重ねて参ります」としている。