2024年の旅行トレンド、「ロケ地巡り」や「ノンアル旅行」など エクスペディアグループ調査

エクスペディアグループは、2024年の旅行トレンドを発表した。

エクスペディアとホテルズドットコムを含むグループのデータに加え、日本を含む世界14地域で、約2万人を対象に実施した調査に基づいてまとめたもの。

7月〜9月の日本人の海外宿泊予約件数は前年同期比70%増となり、目的地別ではソウル、バンコク、台北が予約件数上位を占めた。行き慣れた場所に再び訪れる旅行者が多い傾向で、リピーターから需要が戻っているとしている。年末年始の予約も3都市がトップ3を占めているものの、検索数ではホノルルが2位、グアムが7位、バリ島が9位、プーケットが10位とビーチリゾートがランクインした。

訪日外国人の予約数は同310%増と急増しており、上半期の予約をみると、欧米などのアジア太平洋地域以外からの送客が多いという。欧米からの旅行者の平均宿泊単価は高めで、東京の人気宿泊エリアは新宿だった。ホテルグレイスリー新宿、京王プラザホテル、キンプトン新宿東京が新宿エリアで人気が高いという。

2024年には、ロケ地巡り、メジャー観光地にそっくりな観光地、音楽コンサート目的での旅行、飲酒を減らすノンアル旅行、雰囲気重視のホテル選び、生成AIによる宿泊やスポット提案などがトレンドになると予測している。

エクスペディアでは、航空券予約から1か月以内のホテル予約で割引が適用になる「セット割」、会員向けの割引やアップグレードなどの特典、料金の変更を追跡できる「プライストラッカー」といったお得な予約術を訴求している。

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