アイスランド南西部で火山噴火の可能性、地熱発電所への影響懸念

アイスランド気象庁

アイスランド国家安全保障局は現地時間11月6日、アイスランド南西部にある有名な温泉施設ブルーラグーンとグリンダビークの間に位置するソルビョルン山の北西で火山噴火の可能性があると発表した。

最悪の場合、ブルーラグーンに被害が及ぶほか、隣接する地熱発電所が被害を受けた場合、近隣都市への電力や温水供給などに重大な問題が発生する可能性があり、観光客を含む周辺地域住民の生命や国民生活に重大な影響を及ぼす事態に発展する可能性があるとして注意を呼びかけている。

アイルランドの気象庁によると、地下のマグマ溜まりによって周辺地域は7センチほどの隆起が見られているという。