ニュージーランド航空、P&Wエンジン点検で2路線運休

ニュージーランド航空(ボーイング787-9型機)

ニュージーランド航空は、プラット・アンド・ホイットニー製エンジンの点検に伴い、国際線2路線を運休する。

保有する108機のうち、エアバスA320neoとエアバスA321neoの17機が影響を受ける。これらの機体は主に、オーストラリア、太平洋諸島、ニュージーランド国内線に投入している。点検では最長で2年間に渡って影響を受ける可能性があり、一度に最大4機が運航できなくなる可能性がある。ボーイング777-300ER型機をリース導入したほか、その他のリースも検討している。

これに伴い、オークランド〜ソウル/仁川線を2024年4月1日から、オークランド〜ホバート線を同5日から、それぞれ運休する。この他にも、予約が前後の日へ振り替えとなるほか、使用機材の変更に伴い座席クラスが変更になる可能性もあるという。

ボーイング787-9型機で運航している、オークランド〜ソウル/仁川線は、トレント1000エンジンが定期点検に入った場合、ロールス・ロイスから点検期間をカバーするスペアエンジンが入手できない可能性があることから、運休する。両路線ともに、提携航空会社が運航する経由便として航空券が購入できる。

2024年後半から25年前半にATR機を2機、2025年前半にエアバスA320neoとエアバスA321neoをそれぞれ2機、2024年から27年にボーイング787型機8機は予定通り受領を予定している。

詳細はこちら