エミレーツ航空、ベルリン乗り入れに向け議論 航空協定で就航できず

エミレーツ航空のティム・クラーク社長とフランツィスカ・ギフェイ ベルリン市長は、ベルリンへの乗り入れ拡大の可能性について議論した。

ドイツとアラブ首長国連邦(UAE)の間は、1994年に締結された航空協定に基づき、エミレーツ航空はドイツ国内の4空港にしか乗り入れができない。現在はフランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ハンブルクの4都市に就航している。

ベルリンにエミレーツ航空が就航することで、観光客やビジネス客にドバイ経由でのアクセスを提供できるようになるほか、貨物の輸送能力を向上できる。エミレーツ航空のティム・クラーク社長は、ベルリンへの就航が可能となれば、できるだけ早く就航する意向を示した。

ドイツの首都であるベルリンには、国際見本市会場「メッセ・ベルリン」や欧州最大の国際会議場「ICCベルリン」が位置するなど、ビジネス需要も大きい。

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