リニア中央新幹線開業後の静岡県の経済波及効果、10年間で1,679億円

国土交通省は、リニア中央新幹線開業後の静岡県内の経済波及効果が、10年間で1,679億円にのぼるとの試算を発表した。

リニア中央新幹線の開業後、東京〜名古屋・大阪間の直行輸送需要の一部がリニアに移ることで、東海道新幹線の輸送量が約3割減少する可能性があるといい、輸送力の余裕を活用することで、東海道新幹線の静岡県内での利便性の向上や経済波及効果などをもたらすことが期待されるとした。

静岡県内の列車の停車回数が、現状の約1.5倍程度に増加すると仮定した場合、新幹線の待ち時間短縮や在来線との乗り継ぎ利便性向上、県外からの来訪者の増加、県内を新幹線で移動する利用者の増加などにより、静岡県内での観光消費などが増えることで、10年間で1,679億円の経済波及効果や約156,000人の雇用効果がもらたされるという。

静岡県内の東海道新幹線の駅は、熱海・三島・新富士・静岡・掛川・浜松の6駅。現状では、静岡・浜松駅は20分、熱海・三島駅は24分、新富士・掛川駅は30分に1本が停車している。