デルタ航空、スカイマイルの特典アップデートの一部を修正

デルタ航空(羽田空港)

デルタ航空は、マイレージプログラム「SkyMiles(スカイマイル)」の特典アップデートの一部を修正し、特典を追加する。

2025年のメダリオン会員資格取得必要ドル(MQD)を変更し、ダイヤモンドメダリオン会員は35,000MQDから28,000MQD、プラチナメダリオン会員は18,000MQDから15,000MQD、ゴールドメダリオン会員は12,000MQDから10,000MQD、シルバーメダリオンは6,000MQDから5,000MQDにそれぞれ引き下げる。一部のクレジットカード保有者には2,500MQDを付与するほか、買い物などの利用金額に応じてMQDを獲得できる。

デルタ スカイクラブの利用は、出発地、乗り継ぎ空港、到着地を含む、最初の利用から24時間以内の利用すべて1回と定義する。対象カードで75,000米ドルを利用すると、無制限で利用できる。利用回数超過後には1回50米ドル、上級会員は年間695米ドルで購入もできる。2024年1月以降、一部のカード会員とベーシック・エコノミー利用者は利用対象外となる。

また、メダリオン会員資格取得必要マイル(MQM)の繰越残高は、MQDかマイルに交換できるようにする。100,000MQMにつき2024年の会員資格を1年延長する特別オファーも設ける。

2024年1月から、ミリオンマイラー資格の特典も追加する。500万マイル以上でDelta 360°、300万マイル以上でダイヤモンドメダリオン、200万マイル以上でプラチナメダリオン、100万マイル以上でゴールドメダリオン会員資格を獲得できる。

2025年の会員資格では選択式特典として、ダイヤモンドメダリオン会員には2,000MQDの追加、デルタ スカイクラブ個人会員資格、35,000マイル、350ドル旅行券、プラチナメダリオン会員には1,000MQDの追加や30,000マイル、300ドル旅行券などを用意する。

9月にアップデートを発表したものの、変更内容が厳しすぎるとして批判を浴びていた。エド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は、「この問題に対処するために、私たちはいくつかの難しい決定を下しました。しかし、皆様からのご回答は、その変更がデルタ航空に対する皆様の忠誠心を十分に反映していないことを明らかにするものでした。皆様からのご意見に基づき、プログラムを調整し、2025年ステータスに向け2024年から獲得できる新しい特典を追加いたします」とコメントした。

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