台湾政府、テルアビブから緊急特別出国便 日本人の利用可

テルアビブ・ベン・グリオン国際空港

台湾政府は、テルアビブから緊急特別出国便を運航する。日本人に対する搭乗希望を受け付けている。

在イスラエル日本国大使館によると、10月20日午前10時ごろに出発し、ローマのフィウミチーノ国際空港へ向かう。同日午後0時15分に到着する見通し。集合場所はベン・グリオン国際空港第3ターミナルで、同日午後2時5分に集合となる見込み。運賃は無料。携行できるのは23キロまでの荷物1個のみ、ペットは欧州連合(EU)の規制に沿う8キロまでのカゴであれば同伴できる。

搭乗希望者には、全員分の氏名や生年月日、パスポートデータなどをメール(ryouji@tl.mofa.go.jp)で、19日午前9時までに送付するよう求めている。

報道によると、韓国政府が運航したソウル行き特別便には51人、日本政府が手配したドバイ行きチャーター便には8人が搭乗し、テルアビブからイスラエルを出国した。上川陽子外相は10月15日の臨時会見で、イスラエルには14日時点で1,000人強の在留邦人が滞在しているという。