ジェットスター・ジャパン、2023年6月期は80億2,200万円の最終赤字 4期連続赤字

ジェットスター航空(エアバスA321neo)

ジェットスター・ジャパンは、2023年6月期決算を発表した。純損益は80億2,200万円の最終赤字となった。

営業収入は505億3,900万円(前年同期比71.9%増)、営業損失は76億5,100万円となった。新型コロナウイルス感染症による影響が長期化したことや、円安や燃油高による影響を受けた。

航空需要の回復に合わせて運航便数を増やした結果、有償搭乗者数は461.3万人(同36.3%増)、年間平均搭乗率は79.1%(前年は75%)、定時運航率は87%(同92%)となった。

ジェットスター・ジャパンでは、7月に3機目のエアバスA321LR型機を受領。12月15日には、約4年4か月ぶりの新路線となる東京/成田〜旭川線を開設する。

片岡優代表取締役社長は、「昨年度も安全運航への注力、運航品質やカスタマーエクスペリエンスの向上、イノベーションの強化を継続してきました。今年の春以降は、航空需要の本格的な回復が見られ、多くのお客さまがご利用くださいました。今年7月には就航11周年を迎えたことを機に、お客さまにまた気軽な空の旅をしていただこうと考え、社員による国内就航地への『巡業の旅』で認知度の向上を図っております」とコメントした。

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