品川駅高輪口に28階建て再開発ビル 国道上空に歩行者デッキも

JR東日本と京急電鉄は、品川駅前で進めている開発計画の概要について発表した。

開発区域は品川駅高輪口側と国道15号の間の敷地約33,500平米。北街区、南a街区、南b街区の3街区に分け、地上9階建て(高さ約47メートル)から28階建て(同150メートル)までの3棟のビルを建設する。北街区はJR東日本、南a・南b街区は京急電鉄が事業主体となり、それぞれオフィスや商業施設、ホテルなどを入居させる計画。北街区は2030年度、南a街区は2036年度、南b街区は2032年度の完成を予定している。

また、国道15号を跨ぐペデストリアンデッキや北口歩行者広場などの整備により、高輪口周辺の東西・南北方向の歩行者ネットワークを強化する。

品川駅周辺の開発をめぐっては、隣駅の高輪ゲートウェイ駅前でも再開発プロジェクト「TAKANAWA GATEWAY CITY」が進んでおり、同プロジェクトと連携して一体的な開発を行うとしている。