東京空港交通、成田・羽田空港発着便でダイヤ改正 運賃改定も

東京空港交通

東京空港交通は、成田空港・羽田空港発着便のダイヤ改正と運賃改定を10月1日付で実施する。

運賃の改定は、東京空港交通の単独運行路線を中心としており、成田空港路線は消費税改定時を除くと1997年以来、羽田空港線も2022年7月の端数切り上げ以来の改定となる。平均改定率はそれぞれ11.3%、7.1%となる。燃料価格の高騰や物価の上昇に加え、航空旅客数の回復に応じた増便で乗務員の確保が必要であることを改定の理由としている。

また、羽田空港発着路線で座席指定制度を導入し、東京シティエアターミナル(台場・有明地区経由便以外)、成田空港、練馬・光が丘方面、熊谷方面と秋葉原発で、ウェブサイトでの予約・決済で座席を事前指定できるようになる。また、成田空港発品川、豊洲、台場・有明線にも座席指定制度を拡大する。

利用の多い路線を中心に運行便数を拡大するほか、成田空港と東京都心部のホテルを結ぶ路線を中心に運行を再開する。

一部の企画乗車券と、羽田空港〜津田沼線の回数券、成田いつでもWEB割を終了する。