ヘルシンキ空港、持ち込み手荷物の液体量制限を2リットルに変更

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(HEL)

フィンランドの空港運営会社Finavia(フィナビア)は、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港の保安検査を合理化し、持ち込み手荷物の液体量制限を2リットルに変更した。

これまでは、容量が100ミリリットルを超えず、1リットルの透明で再封可能な袋に入る液体容器の場合のみ持ち込むことができた。2022年夏には8つの保安検査ラインに最新のセキュリティ装置を導入し、手荷物から液体や電子機器を取り除く作業を不要とした。今回、さらに2つのラインを開設したことで、持ち込み可能な液体量を変更できるようになった。

ただし、乗客は保安検査規則に加え、航空会社が発行する手荷物制限や目的地の税関規則も確認する必要がある。この変更が適用されるのは、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港出発ホールのみで、乗継旅客用保安検査場を通過する場合や、同社の他空港から出発する場合には現行の制限を適用する。