テレポート、エアバスA321Fの初号機を導入

キャピタルA(旧エアアジアグループ)が設立した貨物航空会社のテレポートは、エアバスA321Fの初号機を導入した。

これまでは、エアアジアの旅客機の貨物スペースを用いて、東南アジアで航空貨物事業を展開していた。取引企業数は1,500社以上で、80以上の目的地へ輸送しており、翌日配送を保証している。

エアバスA321Fには、メインデッキに14個、ローワーデッキに10個の貨物コンテナを積載できる。最大積載量は27トンで、小包や危険物を含む貨物を輸送できる。クアラルンプールから東南アジア各地やアジア太平洋地域など、飛行距離が5時間以内の都市へ就航する。

2機目は今年の第4四半期、3機目は2024年第1四半期にそれぞれ引き渡される予定で、クアラルンプールのほか、バンコクやジャカルタ、マニラといったエアアジアグループ各社を拠点とする柔軟性を有するとしている。