カンタスグループ、ウェスタン・シドニー国際空港に乗り入れ

カンタスグループは、ウェスタン・シドニー国際空港の開港に合わせて乗り入れを開始する。

2026年後半の開港を見込んでおり、ジェットスター航空が10機、カンタス航空が5機の単通路機を運航し、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコーストなどの国内線を運航する。

発着時刻の制限がなく、航空機を素早く旋回させる技術や次世代バッゲージシステムを導入するなど、戦略的に大きな優位性があるとしている。これにより、年間25,000便以上のフライトが発着し、400万人が利用することになる。700人の雇用も見込んでいる。

カンタスグループのデータによると、年間200万回以上の旅行がウェスタン・シドニーエリアの在住者によって行われていることから、需要があるとしている。ジェットスター航空は、低運賃で需要を喚起してきた実績があることから、割引運賃の展開も見込めるとした。