ホテルでのルームサービス、ヴィーガンやベジタリアンメニューの人気が上昇傾向

ホテルでのルームサービスの需要が増加し、ヴィーガンやベジタリアンメニューの人気が上昇傾向にあることがわかった。

ホテルズドットコムによる、世界10か国473軒のホテルを対象とした調査でわかったもの。約40%のホテルでは、過去1年間でルームサービスの需要が増加した。日本でも63%が増加したと回答している。最も人気があるメニューは「ハンバーガー」で、世界のホテルでは39%、日本のホテルでは36%が答えた。

世界のホテルでは、15%がヴィーガン、19%がベジタリアンメニューの注文が増加したと回答しており、日本ではそれぞれ29%、24%増加していた。

また、ホテルのスタッフが実際に経験した変わった注文は、「溶けたアイスクリーム」や「宿泊客が持ち込んだ魚の調理」などだった。日本のホテルでも、「ソースなし、茹でたパスタのみ」という注文もあったという。

ホテルのスタッフが、ルームサービスを頼む際の宿泊客へのリクエストとして最も多かった回答は、「裸のままでルームサービスを受け取るのを控えてほしい」(21%)だった。日本で最多の回答は「ベッドの中で食べたり、シーツの上にこぼしたりしないでほしい」(15%)で、次いで「裸のままでルームサービスを受け取るのを控えてほしい」、「お皿やトレイを、客室のドアの外に出しておいてほしい」(いずれも12%)となった。