エミレーツ・グループ、過去最高の利益 約30億米ドル、2023年3月期

エミレーツ航空(エアバスA380型機)

エミレーツ・グループは、2023年3月期の純利益は109億UAEディルハム(約30億米ドル)と、過去最高を記録した。

売上高は1,198億ディルハム(約326億米ドル、前期比81%増)だった。グループを保有しているドバイ投資公社(ICD)には45億ディルハム(約12億米ドル)の配当金も発表した。

コロナ禍での30億ディルハム(約8億1,700万米ドル)の負債を一部前倒し返済したものの、現預金は過去最高の425億ディルハム(約116億ディルハム)となった。

会社別では、エミレーツ航空は過去最高の106億ディルハム(約29億米ドル)の利益を計上し、黒字化を達成した。売上高は前期比81%増の1074億ディルハム(約293億米ドル)で、運航規模の回復が後押しした。dnataは3億3,100万ディルハムと、前期比3倍のの利益を計上した。

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