東急、定額制回遊型宿泊サービス「TsugiTsugi」を正式事業化 2泊で23,980円、初月無料も

東急は、定額制回遊型宿泊サービス「TsugiTsugi(ツギツギ)」を正式事業化し、5月17日から個人・法人向けの販売を開始した。

社内起業家育成制度の案件として、2年間の実証実験を経て、事業化を決めた。新たにchatGPTを活用したAIコンシェルジュ機能や、気軽に利用できるプランも導入した。

日本全国110の宿泊施設を定額で利用できるもので、個人向けには30日間に5泊できる「えらべる5」(55,800円)、14泊できる「えらべる14」(167,800円)、30連泊できる「まいにち30」(299,800円)の3つのプランに加え、2泊できる「えらべる2」(23,980円)を導入した。

「えらべる2」と「えらべる5」は日〜木曜のみ、「えらべる14」は日〜木曜に10泊と金・土・祝前日に4泊の利用ができる。「OFFICE PASS」付きプランも設定している。特典として「えらべる2」は3か月以上の継続利用で初月無料、「まいにち30」はANA SKY コイン5,000円分を付与する。

付与される泊数は180日間有効で、利用期間内に使い切らなかった場合には再度それぞれのプランを購入することで、余った泊数分を繰り越して利用できる。

法人向けプランは、法人で泊数を一括購入し、購入分を従業員で共有できる。管理アカウントからサブアカウントを作成でき、利用ニーズに合わせて柔軟な活用ができる。精算やレポーティングなどに必要な情報も手軽に取得できる。

会員向けに各種サービスで優待を用意しているほか、宿泊施設でもアーリーチェックイン・レイトチェックアウトでの対応、レストラン・ラウンジ・バーの割引などの特典を用意している。

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