アイスランド航空、エアバスA321XLR型機を最大25機導入

アイスランド航空は、エアバスA321XLR型機を最大25機導入する。

13機は購入、12機はオプションとして、2029年から受領を予定している。2025年からエアバスA321LR型機をリースで導入する計画で、既存機のボーイング757-200型機の置き換えを見込む。

購入金額は非公表で、資金調達方法は未決定。いずれの機体にもアイスランド航空のレイアウトでは約190席を配置できる。現在運航中のボーイング757-200型機には183席、ボーイング737-8型機には160席、ボーイング737-9型機には178席を配置している。

2025年まではすべてボーイング機を運航するものの、エアバス機の納入後にはエアバスとボーイングの2社の機体を運航することになる。

アイスランド航空は、レイキャビクを経由してヨーロッパと北米間の大西洋横断路線を低コストで結ぶことを強みとした航空会社。アイスランドへの旅客需要は多くないものの、乗り継ぎ客を取り込むハブとして、大西洋路線を多く運航している。