アムステルダム・スキポール空港、プライベートジェット機乗り入れと夜間運航禁止

アムステルダム・スキポール空港

アムステルダムのスキポール空港を運営するロイヤル・スキポール・グループは、プライベートジェット機の乗り入れ禁止と夜間の運航を禁止すると発表した。

午前0時から6時までの離陸と、午前0時から5時までの着陸を禁止する。これにより、年間1万回の夜間の運航が減ることになる。

さらに、一人あたりの二酸化炭素排出量が大きいプライベートジェット機や騒音の大きい航空機の乗り入れを禁止する。特にプライベートジェット機は、イビサ島やカンヌ、インスブルックなどの休暇先へのフライトが多いものの、定期便も運航されていることから、制限に加える。発着枠の2.5%を貨物便に振り分ける。

この他にも、滑走路の増設計画を断念する。7年間で合計7,000万ユーロ規模の環境基金を設置し、生活環境改善のための投資を行う。

2025年から26年にかけて適用を予定しており、これにより地域住民の睡眠を守ることができるとしている。