JR東日本、新しいSuicaシステムを導入　共通基盤化推進

2023年4月5日

JR東日本は、新たなSuica改札システムを導入し、Suica共通基盤化を推進する。

これまで、運賃計算などは改札機で実施していたものの、サーバーで実施する。5月27日から北東北3エリアの45駅に導入し、首都圏や仙台・新潟エリアには夏以降に順次導入する。

サーバー台数の変更や他サーバーシステムとの連携などにより、サービス機能の拡張性が向上するほか、現行改札機と比べて処理速度が高速化し、複雑な計算処理も可能となる。将来の機能向上などの改修作業でも工期短縮やコスト削減につながる。

また、Suicaエリアの統合や柔軟な割引商品の提供、店舗での利用時に付与された割引クーポンを使った利用なども可能になるとしている。