エアバス、天津製A321neo初号機を初納入 吉祥航空に

エアバスは、中国・天津の最終組立工場で製造されたエアバスA321neo初号機を、吉祥航空に納入した。

プラット&ホイットニー製GTFエンジンを搭載し、ビジネスクラス8席、エコノミークラス199席の計207席を配置している。デリバリーフライトは、持続可能な航空燃料(SAF)を10%混合した燃料で運航する。

エアバスは、エアバスA320ファミリーの最終組立工場を、ドイツ・ハンブルク、フランス・トゥールーズ、アメリカ・モービルと中国・天津をあわせた4か所に設けている。

天津の最終組立工場は、2008年に開設。エアバスとしてヨーロッパ以外で初めて開設した民間機の組立工場で、これまでに600機以上を納入している。2022年11月に、天津でのエアバスA321型機初号機の組み立て開始を発表していた。