エティハド航空、再利用可能な機内食容器で使い捨てプラ削減 エコノミーでも金属製カトラリー

エティハド航空は、エコノミークラスの機内食容器を再利用可能なプラスチック容器とすることで、使い捨てプラスチックを削減する。

ドイツ・ベルリンで開かれた世界最大の旅行見本市「ITBベルリン」で、2022年末から導入を進めている再利用可能なプラスチック容器を展示した。2022年5月に、アラビアン・トラベル・マーケットで発表されていた。

この容器は機内で乗客に機内食を提供後、機内食向上で洗浄の後に再利用される。最終的には粉砕し、新たな代替製品を作るために再利用される。カトラリーは金属製とした。

担当者は、使い捨てプラスチック製品の削減のため、近年進められている紙製品による機内食の提供は顧客サービスの面で不満が残るとして、「プラスチック容器のリユースにより、高品質な顧客サービスができる」と胸を張った。

エティハド航空は、2022年までに使い捨てプラスチックの80%を削減するとの目標を掲げていた。