サウジアラビア政府系ファンドのPIF、「リヤド・エア」の設立を発表

リヤド・エア

サウジアラビア政府系ファインドのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は、新たな国営航空会社となる「リヤド・エア」を設立すると発表した。

リヤド・エアにはPIFが全額を出資し、リヤドを拠点として、2030年までに世界100都市以上を結ぶことを計画している。サウジアラビアの地理的利点を活かし、アジアやアフリカ、ヨーロッパへの輸送に強みを持つ航空会社として、世界の観光客にサウジアラビアの文化や魅力を伝える機会を提供できるとしている。

PIFのヤシール・アル・ルマイヤン総裁が会長、前エティハド航空最高経営責任者(CEO)のトニー・ダグラス氏がCEOに就任する。上級管理職には、サウジアラビアや国際的な専門家が就任する見通し。直接・間接雇用は20万人以上を見込む。