東急、ホテル・リゾート事業3社再編 ブランド拡充も

渋谷ストリームエクセルホテル東急

東急は、ホテル・リゾート事業子会社の東急ホテルズ、東急シェアリング、TKホテル準備の3社を再編する。

TKホテル準備は東急シェアリングを吸収合併するとともに、東急ホテルズの運営機能を吸収分割する。商号を東急ホテルズ&リゾーツに変更する。

また、東急ホテルズのブランドも、従来の「東急ホテル」「エクセルホテル東急」「東急REIホテル」に、会員制滞在型リゾート「東急バケーションズ」を加えるほか、従来の東急ブランドホテルの枠を超える個性を持った店舗は、新たなブランド「DISTINCTIVE SELECTION」として運営していく。

「DISTINCTIVE SELECTION」は、5月に開業する「BELLUSTAR TOKYO」や「HOTEL GROOVE SHINJUKU」のほか、すでにに展開しているTHE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotelや、ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを単独型ブランドとして展開する。また、展開型ブランド「STREAM HOTEL」を、渋谷と札幌に展開する。渋谷ストリームエクセルホテル東急はフラッグシップに位置づけ、「SHIBUYA STREAM HOTEL」にリブランドする。札幌・すすきのの複合開発も、「SAPPORO STREAM HOTEL」として年内に開業する。

また、ザ・キャピトルホテル東急は、東急ブランドホテルのフラッグシップとして独立したブランドカテゴリーとする。リゾートホテルブランドも再編成し、東急バケーションのブランドカテゴリーも追加する。