スイス・インターナショナル・エアラインズ、新長距離路線向け客室を公開 ファーストはスライドドア付き

スイス・インターナショナル・エアラインズは、新たな長距離路線の客室仕様「SWISS Senses」を公開した。

「SWISSファースト」、「SWISSビジネス」、「SWISSエコノミー」を全面的に刷新し、2022年に導入された「SWISSプレミアムエコノミー」も継続する。

「SWISSファースト」は、スライドドアや広々としたパーソナルワードローブ、大きなシートテーブル、座席ごとの冷暖房、ワイヤレス充電機能を備えた。2名での利用にも対応している。温かみのある色彩と木の質感で、落ち着いた空間とした。

「SWISSビジネス」は、全席が通路に面しており、2名利用に対応したダブルシートなど、様々な座席を用意した。一部の座席にはスライドドアを備えている。

「SWISSエコノミー」は、シートピッチを従来より広くし、13インチ以上の高解像度モニターを搭載した。アメニティグッズの収納スペースやUSB電源も備えている。

また、全クラスで、時差ボケを軽減するための新しいヒューマンセントリックライティングや、Bluetooth接続に対応した機内エンターテインメントシステムを採用する。

2025年以降、エアバスA330-300型機から導入を開始し、その後にボーイング777-300ER型機に拡大する。新型機のエアバスA350-900型機には導入された状態で受領する。