香港行き航空券50万枚を全世界でプレゼント 市場ごとに半年かけて実施へ

香港国際空港を運営する香港空港管理局は、「ワールド・オブ・ウィナーズ」チケットプレゼントキャンペーンを3月1日に開始する。

航空・観光産業の回復を促進する目的で、約50万枚の航空券を主要旅行市場でプレゼントする。キャセイパシフィック航空、香港エクスプレス航空、香港航空の香港拠点の3社の航空券が大半を占める見込みで、各市場ごとに段階的にキャンペーンを行う。

まずは東南アジア市場を対象に3月1日から開始し、その後に中国本土、北東アジア、その他の市場で実施する。約半年間継続を見込んでいる。航空会社のマーケティングやプロモーションは、2月下旬から開始する。航空券の当選者は、プロモーションに参加するホテルや小売店、エンターテインメントなどで特典を受けることができる。

ジャック・ソー会長は、「パンデミック下の最も困難な時期に航空会社から航空券を購入したことは、香港の航空産業の将来に対する信頼の証しです。このキャンペーンは、航空輸送量の増加という相乗効果を生み、香港の莫大な宣伝効果をもたらすでしょう」と自信を示した。香港空港管理局では、航空会社を支援するため、新型コロナウイルスの感染拡大期に各航空会社からキャンペーン用の航空券を購入していた。