「紋別タッチ」促進に向けた取り組みを大幅縮小 ”仕掛け人”の中島和彦氏起訴で打撃

紋別市

紋別観光振興公社は、全日本空輸(ANA)の東京/羽田〜オホーツク紋別線の日帰り往復利用、通称「紋別タッチ」の促進に向けた取り組みを大幅に縮小する。

紋別市の避暑地化事業で有利な取り計らいを依頼する目的で賄賂を渡したとして12月8日に逮捕され、12月28日に起訴、1月に紋別観光振興公社の取締役を辞任した中島和彦氏が積極的に関わっており、「紋別タッチ」の仕掛け人の一人として、度々メディアにも登場していた。

タッチ到着時の呼び出しアナウンスやメッセージカードは12月、オホーツク紋別空港旅客スタッフLINEとタッチ回数を示す「タッチボード」の更新は1月をもってサービスを終了した。現在のタッチカウンターでのサービスも終了し、2月からは紋別空港観光案内所ほか、都度掲示して案内する。搭乗記念ステッカーは3月まで継続し、4月以降は検討中。回数記念ステッカー・アクリルスタンドとバースデーステッカーは回数達成ごとに進呈する。

棚橋一直代表取締役社長は、警察や弁護士からの指導や助言により、報告が遅くなったことをお詫びし、今後の利用継続を呼びかけた。