オークランドの洪水被害、日本線にも影響 ニュージーランド航空の成田線2往復が欠航

ニュージーランド航空(ボーイング787-9型機)

ニュージーランドのオークランドで発生した洪水の影響で、ニュージーランド航空は1月28日と29日に発着する、東京/成田〜オークランド線の欠航を決めた。

オークランドでは1月27日の夜から豪雨が洪水が発生しており、緊急事態宣言が発出されている死傷者が確認されているほか、オークランド国際空港や国道1号線も一時閉鎖された。

すでに空港の閉鎖は解除され、国内線と国際線ターミナルは営業を再開している。国際線旅客便の運航再開初便は、1月29日午前7時ごろに出発しており、国際線の運航正常化には時間を要する見通し。空港会社では、空港で夜を明かした人に1,000食以上の食事、毛布500枚、水や果物、おむつ、離乳食を配布した。特にオーストラリア流ホットドッグの「ソーセージシズル」も人気があったという。現在も1,000人以上の乗客が空港に滞留していることから、利用者には運航状況を確認の上で空港に向かうよう呼びかけている。

ニュージーランド航空では、日本路線の予約客に対し、東京/成田発3月31日、4月30日帰着までの便への変更を無手数料で受け付けている。

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