JALとJTA、今年も沖縄から「日本一早い桜の花」 全国の空港で展示

日本航空(JAL)と日本トランスオーシャン航空(JTA)は、全国23空港で沖縄から空輸した「日本一早い桜の花」を展示する。

展示する桜は、中国南部や台湾などに分布する「琉球寒緋桜」と呼ばれる品種。沖縄では平地と比べる北部の山頂から桜が咲き始めるといい、本州と異なり南下していくという。実施は今年で29回目で、桜は本部町観光協会や名護市観光協会、今帰仁村観光協会から寄贈された。

那覇空港で1月20日午前11時から発送式を行い、その後全国の空港へ送られた。羽田空港には同日のJAL908便で到着し、南北2か所のスペシャル・アシスタンスカウンターで展示されている。

この他にも、帯広・女満別・釧路・旭川・函館・青森・秋田・三沢・花巻・仙台・山形・小松・東京/羽田・東京/成田・名古屋/中部・大阪/伊丹・大阪/関西・岡山・高知・福岡・沖縄/那覇の各空港のカウンターなどで展示される。

きょう1月21日からは、JALとJTAが協賛し、沖縄県本部町の八重岳桜の森公園で「もとぶ八重岳桜まつり」が開催される。(写真:JAL)